NHK連続テレビ小説
『虎に翼』(とらつば)は、
日本初の女性法曹のひとりである
三淵嘉子をモデルにしたものです。
圧倒的な男性社会、
権威主義がはびこる時代に
疑問をまっすぐにぶつけ、
主人公・寅子が
納得できない場面で発するのが
「はて?」。
寅子が「はて?」と
問いかける表現は、
権威や偏見に対する疑問を
まっすぐに表現するツールとして
機能しました。
この物語が現代に示すヒントは、
何気ない疑問の重要性と、
柔らかい問いかけの力です。
日常の中で私たちは、
自分にとって
違和感を覚える場面や、
不条理に直面することが
しばしばあります。
その際、
即座に強い反応を示すのではなく、
「はて?」と心の中で
一度立ち止まることで、
自分が本当に感じていることや、
譲れない価値観を改めて
見つめることができます。
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