ギブズの公式と自然体ビジネス
植物がぐんぐん育つには、
太陽の光(エネルギー)や土の栄養が必要です。
しかし、あまり寒すぎると育だず、
暖かすぎても育ちません。
ビジネスも同じです。
「ギブズ自由エネルギー」の公式
ここで登場するのが
「ギブズ自由エネルギー」の公式!
ΔG=ΔH−TΔS
例えば、自然体ビジネスの例
絵本をつくるお店
あるところに、子どもたちに
絵本を届ける仕事を
しているさくらさん。
さくらさんは、ただたくさん
絵本を売りたいんじゃなくて、
子どもたちが夢中になって
楽しめる絵本を届けたい
と思っています。
公式で考えてみると…
ΔH(エネルギー)は、
さくらさんの「夢や情熱」。
「子どもたちが笑顔になる
絵本を作りたい!」
って思う気持ちが、
このエネルギーになるのです。
このエネルギーが大きいほど、
ビジネスは進みます。
TΔS(自由度や工夫)は、
自由に動いたり、
いろいろ工夫する力。
たとえば、さくらさんは
「どんな絵本を作ったら楽しいかな?」
って、新しいアイデアを
たくさん試しています。
これは「自由に動くこと」
(エントロピー)のことです。
しかし、自由にしすぎると
「まとまり」がなくなるにで、
注意しなければなりません。
ΔG(結果や成功のカギ)は、
さくらさんの絵本が
どれくらい子どもたちに
愛されるかの「力」。
「夢や情熱」と「工夫」を
バランスよく使うと、
素敵な絵本ができ、
多くの子どもたちが
喜んでくれます。
ポイント:自然体が大切!
もしさくらさんが
「もっともっと売らなくちゃ!」
と情熱だけでがんばりすぎると、
疲れ果ててしまいます。
逆に「なんでも試せばいいや」
と自由すぎると、
どれも中途半端になるでしょう。
そこで、
情熱と工夫のバランスを
見つけることが大事になります。
「夢と工夫のバランスを取れば、
自然に結果がついてくる。」
楽しく情熱を持ちながら
工夫していくことが
自然体のビジネスの極意です。
*ギブスの語源はドイツ語の“Gips”
ギプス(石膏)のことです。
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