小説作法(1)芥川龍之介

芥川龍之介 ライティング

芥川龍之介の作法(3)
芥川龍之介は、小説を書くときに
いろんなアドバイスや
ルールがあるけれど、
それを絶対視する必要はない、
ということを伝えています。

例えば、学校で作文を書くときに
「きちんと構成を考えよう」、
「丁寧に表現しよう」
と教わりますが、
それらは作文を書くための
「ルール」や「コツ」
のようなものです。

しかし、芥川は
「そんなルールに従わなくても、
本当に良い小説を書く人は書けるし、
どれだけルールを守っても
書けない人は書けない」。

つまり、どんなに
「小説を書くためのコツ」
があっても、
それが誰にでも
当てはまるわけじゃない。

小説を書くための
アドバイスはたくさんあるけれど、
絶対に正しい方法
というわけではない
といっているのでしょう。

コメント