用と美

文化

『手仕事の日本』「自然と歴史から生まれる美」

柳宗悦の『手仕事の日本』は、名もなき工人が作る民衆の日用品の美、「民藝」に焦点を当てています。大正時代半ばから二十年近い歳月をかけて、日本各地で手仕事の「用の美」を調査・収集した柳宗悦は、自然と歴史、そして伝統によって生み出される美を探求し...