芥川龍之介の作法(3)
芥川龍之介は、小説を書くときに
いろんなアドバイスや
ルールがあるけれど、
それを絶対視する必要はない、
ということを伝えています。
例えば、学校で作文を書くときに
「きちんと構成を考えよう」、
「丁寧に表現しよう」
と教わりますが、
それらは作文を書くための
「ルール」や「コツ」
のようなものです。
しかし、芥川は
「そんなルールに従わなくても、
本当に良い小説を書く人は書けるし、
どれだけルールを守っても
書けない人は書けない」。
つまり、どんなに
「小説を書くためのコツ」
があっても、
それが誰にでも
当てはまるわけじゃない。
小説を書くための
アドバイスはたくさんあるけれど、
絶対に正しい方法
というわけではない
といっているのでしょう。
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